話題のエクササイズ HIIT 痩せる ?その効果とは

プロポーション

SNSなどで話題の HIIT 痩せる のか?

HIIT(ヒット)とは

高強度インターバル・トレーニング(high intensity interval training)

の略です

 

息が上がる 負荷の高い筋トレ と 有酸素運動、休憩を交互に繰り返して行うエクササイズ

最近のHIITの流行に影響を与えたのは タバタトレーニング です

立命館大学 スポーツ健康科学部 教授が考案した タバタトレーニングで紹介されているエクササイズは

20秒で息が上がる運動+10秒休憩 を6,7セット行い 疲労困憊に至るような運動

ここで得られる効果について2つのポイントを述べられています

 

1、筋量は増えない

タバタトレーニングが筋に与える刺激は筋肉が増加するほど大きくないから

2、体重は減少しない 

エネルギー消費量は中等度の運動強度の長時間運動に比べて少ない

 

HIITで行う種目は様々ありますが 良く紹介されているエクササイズは

『バーピージャンプ』があります

【バーピージャンプのやり方】

1、肩幅に脚を広げて立つ

2、その場で腰を落としてしゃがみ 両手を床につける

3、腕立て伏せの体勢ように 両手足先で支え 体を一直線に

4、両膝を曲げて 2のしゃがんだ体勢に戻る

5、その場でジャンプし 起き上がり 1の立ち姿勢に戻る

20秒で息が上がるエクササイズであるが マシントレーニングのような強い負荷がかからない

また 脂肪を燃焼させるほどのカロリー消費は難しい

 

カロリー消費量については

消費カロリー(kcal) = メッツ × 体重kg × 運動時間 × 1.05

で計算できますが

体重50kgの人が バーピージャンプ20秒 + 10秒休憩 ×8セット

のエクササイズを行った時の消費カロリー量は

中等度の体操3.5メッツ × 50kg × 4分間 × 1.05 = 消費カロリー12kcal

となります

脂肪1kg落とすのに必要な消費カロリーは 約7,200cal と言われています

単純計算で10時間半続けなければ 脂肪1kgを落とすカロリー消費にいたらないことになります

 

では HIITトレーニングで得られる効果とは

一番は 心肺機能の向上 です

 

日頃の生活習慣で例えるなら

駅の階段を上ったら はじめは息がゼーゼー上がった

毎日階段を使っていると だんだん息が上がらなくなった

という経験はありませんか

それだけで 「筋肉隆々になった」 「体重が一気に落ちた」という結果になるのは難しいと思います

 

しかし 今まで以上に階段を上るのが苦ではなくなると 継続、習慣につながります

痩せるためには 「痩せることを継続する」 が大切です

息が上がり はじめは辛いと思いますが 短時間で終わり 慣れれば習慣化しやすい負荷のエクササイズなのが HIITの良い所です

心肺機能が高まることで 疲れにくくなり 一日の活動量が増えることで 痩せ体質に変わっていきます

 

最後に HIITだけではカロリー消費量が少ないため 体重は落ちないが【HIITに関する文献】では

HI群(高強度運動群)では筋力増強効果はないがミトコンドリア内での脂肪酸分解が活性化され,LI群(低強度運動群)より脂質代謝が活性化したと考えられる

と発表されています

簡単にいえば 脂肪が燃えやすくなった ということです

 

また 息が上がる負荷のエクササイズをすると 自律神経の交感神経が優位になる

交感神経は 脂肪を燃焼させやすくする神経です

さらに 効率よく脂肪を燃焼させるためには 交感神経の対となる リラックスさせる副交感神経も高めて スイッチの切り替えをしていく事が大切

 

意図的に息が上がる負荷をかけて 交感神経のスイッチを入れる

その後 有酸素、休憩で 息を整え 副交感神経にスイッチを切り替える

自律神経の『揺らぎ』をつくることが 脂肪燃焼の秘訣です

 

HIITを行うことで

・心肺機能の向上:疲れにくいカラダに整え 活動量UP

・脂質代謝UP、自律神経の揺らぎを作り 脂肪を燃焼させやすくする

効果は期待できそうです

 

日常生活の中に 痩せるためのエッセンスとして取り入れてみてはいかがでしょうか

 

根本的に痩せたいのであれば 食事を見直し 摂取カロリーを減らすことも大切です

手軽に摂取カロリーをコントロールしたいなら オートファジーダイエットがおすすめ

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HIIT 痩せる のか?その効果についてご紹介させて頂きました

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました

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